草加市は海抜2メートルから4メートルのほとんど平らなまちで、綾瀬川や中川の下流域に位置していることから、歴史的にも水害が多く発生してきた地域です。

 過去の度重なる浸水被害に対し、国・埼玉県・草加市による河川改修や放水路の建設、排水ポンプ場の整備などの総合治水対策によって、近年では浸水の発生は少なくなりましたが、一方でゲリラ豪雨など、想定以上の大雨が日本各地で頻繁に起こっており、水防は草加市にとって重要な課題となっています。

草加市水防訓練

 草加市では、水防訓練の一環として、毎年、出水期に入る6 月を前に市民へ配布する土のうの補充も兼ねて、約80名の職員で約1200袋の土のう作成及び土のう積みを実施しています。

 作成した土のうは浸水被害防止のための水防活動に使用するほか、台風前などには希望する市民へ配布しています。

昨年の水防訓練の様子

令和4年の水防訓練の概要

  • 日 時:令和4 年5 月13 日(金)午前10 時~午前11 時30 分
  • 場 所:松江二丁目建設部資材置場
  • 参加者:草加市職員ほか約80 名
  • 土のう作成目標:約1200 袋(川砂13 ㎥)

水害への日ごろからの備え

 近年、局地的に大規模な被害をもたらす集中豪雨などが頻発しています。

 市民の皆さまも日頃から水害や災害に備え、家の点検、非常時持ち出し袋の用意、避難場所の確認、また、飲み水等の準備をしておきましょう。

 草加市では、大雨や洪水時の水害リスクや避難に関する情報等をまとめ、日ごろの備えや水害時の避難の際に活用されることを目的として、「ハザードマップ」を作成しています。

 「ハザードマップ」は建設管理課と危機管理課(本庁舎西棟5階)で配布を行っています。